現代人のための健康法 Tips

健康になるための方法は様々に提案されていますが、自分に合った方法を見つける心理学的方法を提案します。

5 ラスト・ダイエット 2:炭水化物1

 食事の中で、エビデンスがしっかりあって、身体に良いとされているのは以下の5つであると言われています。

 

 

茶色い炭水化物

野菜&フルーツ(ジュースは除く)

オリーブオイル

ナッツ類

 

これらのうち、特にナッツについては、場合によってはアレルギーで命に関わることさえありますので、初めて食べるナッツは少量にするなど気をつけたほうが良いでしょう。私の場合は、ナッツを食べすぎると、若い頃は顔にニキビができていたことがありましたが、これはナッツ自体が悪いと言うよりも、塩や油で味付けしてあるナッツが良くないので、ナッツを選ぶときは、素焼きの塩なしのものを選びましょう。

 

また、茶色い炭水化物なら誰にでも身体に良いはずだと考えやすいですが、それは、後述するように、小麦粉のようなメジャーな穀物であっても、人によっては危険なことになってしまいます。さらに、子どもに初めてそばを食べさせるときなどは、ごくごく少量から始めて、アレルギーの有り無しを確認する必要があります。

 

近頃では、低糖質ダイエットの流行のため、炭水化物がまるで悪者のように扱われていますが、「元気」のためには、とても重要な栄養になります。もっとも、一部の方は、低糖質ダイエット、あるいは、無糖質ダイエットが体に合っていて問題ないという方もいらっしゃるのかもしれません。しかし、私がおすすめするフルーツ・デトックスで体重を減らすことは食欲を我慢する必要がないので、心理的に負担がなく、かつ、きちんと様々な毒素を排泄できるので、フルーツも摂り、かつ、炭水化物も少しは摂る、というのが私のお勧めです。もっとも、フルーツ・デトックスは痩せすぎる、身体が冷えるなどのデメリットもあり注意が必要なので、フルーツの話のときに詳細に書きたいと思います。

 

 

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 さて、炭水化物とフルーツは糖質に変換されて、脳の栄養としても使われるので、

「多幸感」に大いに関わってきます。例えば、スイーツを食べた後、何となく、幸せな気分になることを経験されていると思いますが、我々の遺伝子の中に「甘み」を感じることは脳や身体の報酬であるという感覚が超長期の生物としての生活で組み込まれているのではないかと思われます。逆に、糖質を一切摂らないと、元気どころか、うつ状態になったり、精神的にイライラしたりすることがあります。

 

もっとも、糖質を摂らなくてもケトーシス状態になりケトン体が脳の栄養として使われるので、それで平気な人もいらっしゃるのでしょう。しかし、そうした糖質を摂らないいわゆるケトジェニックダイエットでは、タンパク質を多く摂らないと筋肉量が減るのであまり長く続けないほうが良いかと思われます。男性なら頑張って身体を鍛えて筋肉量を保つことができるかもしれませんが、女性は筋力トレーニングをしなければ、もともと筋肉がつきにくいので、女性に多い冷え性が更に深刻になってしまいます。そして、何より、「我慢しない」

のがTipsでのお勧めです。もし、我慢しすぎて、ネガティブな心理状態に陥ると例の

クレービングを生み出すことにもなりかねません。ですから、炭水化物を一切摂らないというのは、とても危険で、少量でも、毎日炭水化物を摂ったほうが身体にもマインドにも良い効果が期待できます。更に、炭水化物に対する欲求というのは根源的なものでとても強いものであることが普通なので、炭水化物を抜いた後に感じるクレービングは、壊滅的で恐ろしいものです。クレービングは、身体的にもマインドにも負担が大きく避けたほうが無難です。

 

さて、では、何を、どのくらい食べたほうが良いのか、ということですが、これにも個人差があります(中には、炭水化物を摂るとかえって低血糖症になるという特殊な方までいらっしゃるようです)。

 

まずは、種類についてですが、米、小麦粉がメインのターゲットになります。

 

ここで、どんな炭水化物を摂ったらいいのか判断する上で重要な、「副腎疲労

について触れておきたいと思います。

 

・疲れが取れないのは、パンを食べているからかも?

 

副腎は、コルチゾールなどの重要な働きをするホルモンを分泌するところで、人の疲れとその回復に大きく関係するところです。

 

副腎は、身体的、あるいは心理的ストレスがあるとコルチゾールを分泌してそれに対処してくれますが、現代のようにストレス状況が長く続いている場合、副腎自体が疲れて、コルチゾールを適切に分泌できなくなってしまいます。この状態を副腎疲労と言いことがあります。この副腎疲労の状態になったとき、何となく元気が出ない、やる気がでない、仕事が続かないというような、「エネルギー」「多幸感」が悪化する状態、あるいはうつ状態になったりしますし、さらには、花粉症などのアレルギー症状、甲状腺異常、感染症、喘息、うつ病、糖尿病、高血圧、更年期障害、女性ならPMS月経前症候群)などにも関わるという指摘もあり、副腎疲労は万病のもと、とさえ言えそうです。

 

従って、副腎疲労を起こさないような食事の摂り方はとても重要だと思います。一般的には、バランスの取れた健康的な食事を摂れば良いのですが、一般的に健康的と言われている食べ物の中に含まれている物質が、副腎疲労を引き起こしている可能性があります。それが、グルテンカゼインカフェインです。カゼインは乳製品のところで、 カフェインはコーヒーを含む飲み物のところで改めて扱います。

 

さて、グルテンという言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。小麦、大麦(押し麦、もち麦)、ライ麦などの麦に含まれています。実は、このグルテン、副腎疲労と大いに関係があります。あの有名なテニス界のスーパースター、ノバク・ジョコビッチ氏は、グルテンを除去する食事を採用することで世界一にまで上り詰めることができたと語っています。ジョコビッチ氏のご実家は、ピザ屋さんで、小麦粉を食べることが日常的だったようですが、どうしても、テニスの試合で後半になるほど疲れが出てきてパフォーマンスが落ちることに悩んでいたそうです。そこで、様々な試行錯誤の結果、グルテンが原因だとわかったそうですが、判明したときは、大変なショックを受けたそうです。ジョコビッチ氏は本も執筆されていて、グルテンが含まれていないグルテンフリー」の食事が広まったことに貢献されていると思います。

 

 

さて、私自身も、このグルテンフリーの説は聞いたことがありましたが、自分には関係がないと思っていました。実際に、しばらくグルテンフリーの生活を続けてみましたが、何も変わらなかったように思えたからです。

 

しかし、これの逆を試してみることはしていませんでした。逆というのは、積極的に グルテンを摂ってみることです。そこで、確認のため、5日間連続で、パンを食べてみました。そうしたところ、私の場合ですが、「エネルギー」不足、特に、疲労感や疲労からの回復力の弱さを感じました。

 

私の場合、ジョコビッチ氏ほど顕著な影響はなかったものの、グルテンは私の身体にはあまり良くないとことが分かりました。しかし、Tipsの方針でもある、「アバウトさ」があったほうが良いと思います。例えば、完全に除去するとなると醤油などにも入っていますので、かなり窮屈な生活になってしまいます。したがって、あまり良くないと言っても、たまには美味しいパンを食べたくなってしまうので、我慢しないためにも、逆に週に1回は食べるようにしています。ただし、食べるときは、折角ですから、自分の好きなものすごく美味しいパンを頂きます。

 

ただ、人によっては、ジョコビッチ氏以上に深刻な状態に陥ってしまう方もいらっしゃるようです。グルテンを摂取するとセリアック病という深刻な病気になってしまう方も少数いらっしゃるようです(こうした方は、医師の指導の元厳しいダイエットが必要です)。また、若いときは平気だったけど、歳をとってからグルテンを食べると調子が悪くなる、という方もいらっしゃれば、全く問題なく平気だ、という方もいらっしゃいます。本当に人それぞれです。もし、全く問題なく平気で日常的に食すのなら、全粒粉の小麦粉で作られたパンやパスタなどが良いのでしょう。

 

グルテンは小麦粉に多く含まれるので、パンだけでなく、パスタやうどんにも含まれます。これら全てを週に1回程度に抑えておいたほうが、私の身体には合っていました。自分でどうなのかは、試してみることをお勧めします。

 

そして、実際、グルテンが実は自分の身体にあまり合わないという方は、日本人でもいらっしゃると思います。しかし、例えば、うどんを沢山食べられる地域では、長い期間で身体が変容していて、グルテンに対する耐性がついているということもあり得るかもしれません。

 

従って、これも確認して頂いたほうが良いかと思われます。自分がグルテンに対する耐性があるのか、無いのかを。そして、グルテンを5日間続けて摂って身体や心理的に不調を感じるのであれば、少し控えると良いのだと思います。ただし、もちろん5日間続ける前に、具合が悪くなることを感じたら、即刻止めたほうが良いでしょう。そして、具合が悪くなることが深刻であれば(例えば、セリアック病は、酷い腹痛や下痢がおこるようです)、早急に専門医に診ていただいたほうがいいでしょう。

 

また、大麦の一種であるもち麦にもグルテンは含まれていますから、もち麦に食物繊維が沢山含まれているから体にいいはずだと決めつけずに、自分の身体にあっているのかどうかを是非確認して下さい。

 

次は、お米、特に玄米について続けて書いていきます。

 

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